初心者でもわかる金融機関まるわかり基礎講座

 

 金融の基本は資金の貸し借りであり、その仲介をする所が金融機関です。

 

図表1
金融機関1

 

資金の貸借は金融取引の基本です。貸方と借方を探し、間を取り持つ役割を担います。

 

また、金融機関の相互の資金貸借等を行う場所を金融市場と言います。

 

金融機関の種類

 

金融機関2
金融機関3

 

 金融機関には様々な種類があり金融の斡旋・仲介を中心とする様々な金融業務を行っています。

 

民間機関と公的機関に分けられます。

 

●銀行 法定準備率に基づき預金に応じて資金の貸し出しを行っており、全国規模の都市銀行、地元を基盤とした地方銀行、信託業務も兼営する信託銀行などがあります。

 

●証券会社 証券の売買の仲介や企業が株式や社債を発行する際に投資家を紹介したりします。

 

●保険会社 保険料を顧客から受取り、貸出や有価証券への投資で運用します。運用原資から契約に応じて顧客へ保険金を支払います。

 

●ノンバンク消費者金融会社、リース会社などの事です。信用創造を行わずに貸し出しを行います。

 

●公的金融機関は国が政策目的を遂行するために設立したもので資金調達や貸出を行っています。

 

現在は民営化が進んでいます。特に住宅支援機構は以前、住宅ローンを直接貸し出していましたが、

 

2007年からは主に民間の金融機関と連携して民間の住宅ローンを買い取り証券化を行う金融機関になりました。

 

 

金融機関の役割

 金融は、間接金融と直接金融に分けられます。

 

●間接金融(銀行・信用金庫・保険会社)

 

 銀行等の金融機関から資金を調達することは間接金融と呼ばれています。

 

 直接金融では、金融機関は貸し手と借り手の間を仲介しているだけでなく、貸し倒れ等のリスクを負っています。

 

●直接金融(証券会社)

 

 直接金融は借り手と貸し手が直接取引するか、仲介する証券会社が売買の主体にならない方式です。

 

 貸し倒れ等のリスクは取引した当事者が負います。

 

金融機関4

 

 

預金保険制度

 金融機関が破綻した場合に預金者を保護することで信用不安を防ぎ、信用システムを維持・強化することを目的とした制度です。

 

●対象金融機関 銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫・信金中央金庫・全国信用協同組合連合会・労働金庫連合会・商工組合中央金庫

 

●預貯金の払い戻し保証額の範囲
金融機関5
預金以外の預貯金については1金融機関ごとに預金者一人あたり元本1,000万円まで。

 

 

投資者保護基金

 

 証券会社が破綻した場合、顧客の資金や有価証券などが確実に返還できるように設立された基金で1人当たり1,000万円を限度に補償されます。

 

但し、値下がりによる損失を補償するものではありません。

お金と金融機関記事一覧

○中央銀行の概要各国(EU含む)には通貨を管理している組織があります。細かな違いはありますが、それらは「中央銀行」と呼ばれます。中央銀行は、主に民間銀行とネットワークを介してやり取りをしており、そのやり取りを通じて、市中に出回るお金の量をコントロールしています。日本では、日本銀行が中央銀行にあたります。○中央銀行の役割中央銀行の公式発表や、教科書には、中央銀行

地方に根付いて経営している銀行を、地方銀行と呼びます。地方銀行とは、法的な定義ではないため、地方銀行の中には複数の自治体や地域にまたがって営業している銀行もあります。また、一般的には次の2つに分けられるとされています。○第一地銀一般的には、一般社団法人全国地方銀行協会の会員の銀行のことを指します。そのうち、次項で説明する「第二地銀」以外の地方銀行を「第一地銀」と呼ぶこともあります。○第二地銀地方銀...

○信用創造市中に出回っているお金は、紙幣の発行残高の10倍以上あります。紙幣以外の部分は、信用創造によって生まれているとされています。信用創造の定義を見ると、以下のようになっています。-------------------------------------------------------------1.A銀行は、X社から預金1000円を預かる。2.A銀行は、1000円のうち900円をY社に貸...