連帯保証人と保証人の違い

 

◎連帯保証人と保証人の違いとは

 

お金を借りたり、不動産屋で部屋を借りたりをするときには「保証人となってくれる方のサインと印鑑をもらってきてください」といわれることが少なくありません。

 

保証人とは、実際にお金を借りたり、部屋を借りたりする契約者本人が支払いを行わない場合に、

 

契約者本人に代わって支払いの義務を負う人のことをいいます。

 

また、単なる保証人ではなく、「連帯保証人」と書いてあることがあります。単なる保証人と、連帯保証人はどのように異なるのでしょうか。

 

 

連帯保証人とは、契約者本人とほぼ同じ債務を負う人のことをいいます。

 

保証人と異なるのは、契約者本人が支払いを滞らせているなどの事情がなくとも、債権者から連帯保証人に対して直接請求できる点です。

 

 

 

◎連帯保証人は債務者本人と同様の債務を負う

 

たとえば、AさんがBさんに対して100万円のお金を貸し、CさんにBさんの連帯保証人になってもらったという場合を考えてみます。

 

AさんはBさんに対して請求をして、Bさんから返済を受けることになりますが、この際AさんはCさんに対して請求を行っても問題がないことになります。

 

もし、Cさんが連帯保証人ではなく、保証人であった場合は、AさんからBさんの借金について返済を求められた時には

 

「まずBさんに対して先に請求をしてください。Bさんがお金を払わないということがわかった時に改めて私に対して請求をしてください」

 

という権利があります。

 

 

連帯保証人は、このような権利がありません。

 

債権者の側から見ると債務者が二人いるのに近い状態になるので、より取引の安全性を確保することができることとなります。

 

 

 

◎実際の取引での取り扱い

 

実際の取引では、連帯保証人が設定されている場合でも、債権者(銀行や不動産屋など)は契約者本人に対してまずは請求を行うのが普通です。

 

ですが、いざという場合には権利を行使してくることを覚えておきましょう。