株式とは?

 株式とは株式会社に財産を出資している証券のことで、会社に対する株主の権利を表したものです。

 

株式上場(公開)している株式銘柄はある程度自由に売買することができます。

 

 

株式取引を始める前に

 まずは証券会社で口座を開くことから始めます。インターネットでの開設が可能な会社が多く、店頭窓口に行く必要はありません。

 

申し込みから口座開設まで1週間〜2週間程かかるところがほとんどです。

 

 

注文方法

 株式の注文方法には指値注文と成行き注文があります。

 

 指値注文は売買価格を指定しておく方法(価格優先)で、成行き注文は注文時点で最も有利な価格(タイミング優先)で注文する方法です。

 

 株は買⇒売と売⇒買のどちらでもできます(貸借銘柄のみ)。

 

 買から入る場合は高く売り、売りから入る場合は高く売り安く買うことで利益が出ます。

 

 

株式投資をする前のルール設定

 株の銘柄を選択する前に投資ルールを明確にしておく必要があります。

 

 ルールがはっきりしていないと、売買の判断に迷いが生じ、利益の取り逃しや損失の拡大に繋がります。

 

例えば投資金額、投資方針、損失許容金額、投資期間、目標利回りなどを具体的にしておきます。

 

 

 

銘柄の選択方法

 銘柄選択の際に頻繁に用いられる指標があります。

 

●株価収益率(PER)

 

同業他社や過去の数値と比較して 数値が高いほど株価が割高で低いほど割安です。
PER=株価÷1株当たりの税引後利益
(例)株価1000円 1株当たりの税引後利益が50円
PER=1000円÷50円=20倍

 

●株価純資産倍率(PBR)
企業の純資産価値を見るものです。同業他社、過去の数値と比較して高いと株価が割高、低いほど割安です。
PBR=株価÷1株当たりの純資産(例)株価500円 1株当たりの純資産250円
PBR=500円÷250円=2倍
短期売買では最低限この2つの指標は覚えておきましょう。

 

●配当利回り
投資額に対する配当金の割合です。
計算式 (1株当たりの配当金÷株価)×100
(例)1株当たり100円の配当金 株価1500円
配当利回り=100円÷1500円×100=6.6%となります。
銀行の金利0.02%程と比べると効率の良い資産運用だと言えるでしょう。

 

●配当性向 
利益を株主に還元している度合いを見るものです。
計算式 (1株当たりの配当金÷1株当たりの税引後利益)×100
(例)1株当たりの配当金20円 1株当たりの税引後利益60円
配当性向(20円÷60円)×100=33.3%
数値が大きいほど株主へ還元しています。一般的に成熟した企業の方が成長過程にある企業よりも高い傾向があります。
配当の高い企業だと4%〜5%程の利回りを得ることができます。長期で運用する際は必ずこの2つの計算式を利用しましょう。但し、業績によって配当率が下がったり無配当になる場合もあります。

株と節税

 

株の売却益には20.315%の課税があります。例えば100万円の利益が出た場合は20万3150円もの税金を払わなければなりません。節税対策は必須といえます。

 

◆対策法1 NISAを利用する。

対象者

20歳以上の国内居住者

非課税対象の金融商品

上場株式等、公募株式投信

非課税対象の投資額

毎年新規投資額で100万円まで

非課税対象の期間

投資した年から最長5年間

途中売却

自由

損益通算

特定口座などで生じた配当・譲渡益との損益通算は不可

口座数

1人につき1口座

 

NISA口座を利用して売買すると例えば年間50万円の利益が3年続いた場合(50万×20.315%)×3年=304,725万円もの節税になり、

 

更にNISA口座のある金融機関で配当金を受取ることで非課税となります。

 

 

◆対策法2 損した場合の節税方法

 

 損失を被った場合翌年から3年間の株式(外国株含む)や投資信託の譲渡益からの繰越し控除が可能で2016年からは外国債券も対象になります。

 

但しFXは損益通算できません。

 

(例)初年度に損失200万円の場合
saiken-keiki

 

NISAと損失繰り越しを活用して投資効率をあげましょう。

 

株投資では売買益だけを求めるのではなく配当や株主優待、節税対策にも目を向けることが株式投資を成功させる秘訣だと言えるでしょう。