負債と資産の関係

○まず資産があって、それから負債があるのではない。

 

 

多くの人のイメージでは、

 

 

まず世界には、資産があって、

 

 

「資産をある程度持っている人が、誰かに貸している」状態、

 

 

つまり、全員の資産残高を合計すれば、プラスの状態になっている状態を想像しています。

 

 

ですが、このイメージは正しくありません。

 

 

 

○負債と資産の残高は同じ

 

 

今、中央銀行が主体となって法定通貨として流通しているマネーシステムでは、

 

 

負債と資産の残高は同じ状態です。

 

 

負債=資産 の等式が成り立つということです。

 

 

もちろん、この等式は、現物化した資産を含んでいない、

 

 

手持ちの現金と銀行預金等を足した、貨幣の総数についての等式です。

 

 

 

○なぜ資産=負債 になるのか?

 

 

負債=資産という、等式が成り立つのは、

 

通貨発行をコントロールしている金融システムの影響です。

 

 

私たちの保有する、現金や預金は、誰かの負債によって発生したものです。

 

 

 

○お金は借金から生まれている

 

 

例えば、どこかの誰かが金融機関から1000万円借金をしたとき、

 

金融機関のシステムでは次のように入力されます。

 

 

○○様   負債 1000万円(年利○○%、・・・・・・)  /  預金 1000万円

 

 

このとき、負債と引き換えに、預金がいわば何も無いところから発生することになります。

 

 

この瞬間、世の中の負債と預金の総額が1000万円分増えたことになるわけです。

 

 

この預金が、誰かへの支払として使われると、その人にお金が流れます。

 

 

このようにして、誰かの借金から生まれた預金が、世界中に回っていくわけです。

 

 

この人が借金を返したとき、負債と預金1000万円は同時に消滅することになります。