定期預金と株式購入について

定期預金と株式購入、資産運用ならどちらがオススメか?

 

○投資はハイリスク・ハイリターンの性質を持つ

 

投資は資産運用の観点で分類すると、ハイリスク・ハイリターンの性質を持っています。これは、元本保証が付いていなかったり、株価が金融市場によって変動するからです。そのため、安定的な資産運用は難しいことが多く、企業の資産運用ではあまり採用されません。

 

 

○利息は益金算入項目、配当金は益金不算入項目

 

法人税節税目的の場合、「貯蓄」と「投資」のどちらが有利かと言うと、これは「投資」になります。なぜなら、「貯蓄」によって得られる利息は損金算入項目で、「投資」によって得られる配当金は益金不算入項目だからです。つまり、投資で得た配当金に対しては法人税が課税されないのです。そのため、節税目的の場合に資産運用をする場合には株式購入などの投資が有利となっています。

 

 

○平成27年4月1日より受取配当金の不算入項目制度が見直される

 

平成27年3月31日以前は「25%以上の株式を保有している場合、不算入割合が100%」となっていました。しかし、同年4月1日より以下のように変更されました。
・3分の1超の株式を保有している場合、不算入割合が100%
・5%超、3分の1以下の株式を保有している場合、50%の不算入割合
・5%以下の株式を保有している場合、不算入割合が25%
このように節税目的で株式購入をする場合には、その保有割合に気をつける必要があります。

 

○配当性向が高い株式を購入することに注意を払う

 

節税目的で株式購入をする場合、「配当性向が高い株式を購入する」ことに注意を払いましょう。なぜなら、配当性向が低い株式を購入すると、定期預金の受取利息よりも配当金額が少なくなる可能性もあります。そのため、節税目的といっても、あくまで資産運用をすることも忘れないようにすることが肝心です。