消費者金融の督促

消費者金融の督促の実際

 

消費者金融の督促電話と言えば、一日中ひっきりなしにかかってくるイメージを抱く人も多いと思います。

 

ドラマや映画の影響もあって、サラ金時代の印象が強く残っているのですね。

 

実際はどうかというと、そんなにしつこく電話をしてくる消費者金融は現在は皆無です。

 

昨今の消費者金融は、「コンプライアンス(法令遵守)」の徹底に力を注いでいますから、厳しい社内規定を設けていることが多いのです。

 

特に、督促業務については、トラブル防止のため、かなり慎重になっていると言えるでしょう。

 

 

ただし、感じ方は人それぞれです。

 

以前に比べれば格段に緩くなった督促業務も、債務者にしてみればしつこく感じるかもしれません。

 

では、具体的にはどのようにして督促が行われているのでしょうか。

 

 

 

1.時間帯

 

貸金業法では、社会通念上不適当な時間帯の督促行為を禁止しています。

 

具体的には午後9時~午前8時までです。

 

逆に言えば、朝8時から夜9時までは、電話がかかってくる可能性があるということです。

 

朝の8時台といえば、通勤準備や通勤途中であわただしく過ごしている人が多い時間帯です。

 

夜の9時前といえば、家族団らんの時間帯ではないでしょうか。

 

現実問題として、仕事中は電話がつながりにくいでしょうから、

 

こういった時間にかけることは貸金業者としてもやむなしといったところかもしれませんが、一般的には印象はよくないかもしれませんね。

 

 

 

2.電話の回数

 

貸金業法や金融庁の事務ガイドラインには、督促電話の具体的な回数について明記されていません。

 

「反復継続してかけること」を制限しているのみです。

 

このため、回数に関しては、各業者が独自に規定を設けていることが多いようです。

 

●同一連絡先には一日3回まで
●留守番電話になったら1回にカウントする
●留守番電話にメッセージを残したら、以降はかけない

 

など、細かく設定している業者がほとんどです。

 

比較的多いのは、1日3回までと規定し、朝・昼・晩に1回ずつかけ、つながりやすい時間帯を探るケースです。

 

1日3回が多いと感じるか少ないと感じるかは、個人差があると思いますが、

 

複数の業者から借り入れをしている場合は、かなりの回数電話がくることになります。

 

 

3.社名を名乗ることは絶対にないのか

 

返済がかなり長期で遅れたとしても、もちろん社名で電話をすることはありません。

 

ただ、債務者の自発的な了承があれば、本人名義の携帯電話にかぎり、社名でメッセージを残すこともあるようです。

 

必ず一度は本人に確認してからになりますので、承諾がないのに留守番電話に社名を残すことはないでしょう。

 

 

4.手紙が送られてくることはあるのか

 

手紙やメールでの督促についても、必ず本人の了承を得た上で行われます。

 

社名ではなく、「ACセンター」(アコム)や「事務センター」(プロミス)等の名義で送付するなど、家族にばれないように配慮されています。

 

 

5.電話が来て不快になる前に、自ら連絡をすることが大事です

 

仕事が立て込んでいると、なかなか電話に出れない状況もあるかもしれません。

 

忙しい時に消費者金融からの着信が何件も入っていたら、たとえ3回でも、ものすごく多く感じてしまうこともあるでしょう。

 

督促の電話で不快な思いをする前に、支払いの遅れに気づいたらすぐに貸金業者に連絡するようにしましょう。

 

きちんと入金する日を伝えれば、督促の電話は来なくなります。